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次の停車駅は、所沢。──東京出張のついでに『銀河鉄道999』の世界へ“乗車”してきた

月曜日恒例の社長ブログです。

東京出張のついでに、前から気になっていた場所へ足を延ばしてきました。埼玉県は所沢、「ところざわサクラタウン」の中にある角川武蔵野ミュージアムです。

お目当ては、現在開催中の特別展『銀河鉄道999 THE GALAXY EXPERIENCE あの旅は、まだ続いている。』。タイトルからしてもうグッときますよね。今回のブログはそのレポートです。

[📷 写真:角川武蔵野ミュージアムの外観(隈研吾デザインの巨大な石の建物)]

目次

まずは「移動」から──都内から、まさかの約2時間

正直に言うと、ここ、けっこう遠いんです(笑)。

都内から電車を乗り継いで、たどり着くまでに2時間近くかかりました。「ついで」と言うには、なかなかの距離。途中で「本当にこっちで合ってるのか…?」と何度かスマホを確認しましたが、結論から言うと——あの遠さも込みで、行く価値は十二分にありました。

ところざわサクラタウンは、図書館・美術館・博物館が一体になった、いわば“文化のテーマパーク”のような場所。建築デザインの監修はあの隈研吾さん。岩の塊のような独特な建物が、もう入る前から期待をふくらませてくれます。


999号、発車オーライ。──360度の銀河に飲み込まれる

そしていよいよ本題、特別展へ。

これがもう、最高でした。

会場となるのは約1,000㎡の巨大なグランドギャラリー。壁も床も、空間まるごとが映像で覆われ、360度全周のプロジェクションマッピングで銀河の旅が展開されていきます。最新の4Kレーザープロジェクターがずらりと並び、音響もサラウンド。光と音に全身を包まれる、約30分間の映像体験です。

ちなみに、ここは撮影禁止。この感動ばかりは写真ではお伝えできないので、ぜひ現地で“乗車”して味わってみてください(笑)。

特徴的なのは、これが映画を“観る”展示ではないということ。来場者は鑑賞者ではなく、全員が銀河鉄道999号の「乗客」として、鉄郎やメーテルと一緒に宇宙へ旅立つ、という仕掛けになっています。

999客室

スクリーンを眺めるのではなく、物語の中に自分が“存在している”感覚。没入感が本当にすごくて、思わず時間を忘れて見入ってしまいました。気づけば、すっかり心が宇宙の旅人です。


回廊に刻まれた、あの名台詞たち

メインの映像体験を抜けると、中央に線路が走る約25mの回廊があらわれます。ここには、劇場版の心に残るセリフが、星空の中に静かに掲げられているんです。

[📷 写真:青い星空に浮かぶハーロックの名台詞]
[📷 写真:青い星空に浮かぶハーロックの名台詞]

中でも私が足を止めたのが、この一節。

男なら危険を顧みず、死ぬと分かっていても行動しなければならない時がある

キャプテン・ハーロックの言葉です。この台詞、昔から好きなんですよね。

損得や効率では測れない、それでも「やらなければならない」と腹を括る瞬間が、人生にも、そして経営にも、確かにある。子供の頃はただ「カッコいい大人だなあ」と憧れていただけでしたが、いざ自分が会社を背負う立場になってみると、この言葉の重みがまるで違って迫ってきます。

星空の中に浮かぶこの一文を見上げながら、なんだか背筋がスッと伸びる思いがしました。


子供の頃に観た“あの作品”が、いま目の前に

そしてもうひとつ、この展示が刺さった理由。

『銀河鉄道999』って、まさに私が子供の頃に夢中になった作品なんです。1979年公開の劇場版がベースになっているのですが、あの頃テレビや映画で観た世界が、最新技術でこんなにも壮大に蘇るとは。

機械の体を求めて旅をする鉄郎。謎めいた美女メーテル。永遠の命とは、人間らしさとは何か——。子供の頃はただ「カッコいい!」と観ていた物語が、いまの年齢で改めて触れると、また違った深さで胸に響いてきます。

懐かしさと感動が一気に押し寄せてきて、不覚にもちょっとウルッときました(笑)。


ここ、図書館がめちゃくちゃカッコいい

特別展だけでなく、このミュージアム自体が見どころの宝庫でした。

特に痺れたのが、図書館エリア。高さ8mの巨大な本棚がぐるりとそびえ立つ空間は、まさに圧巻。本がただ「並んでいる」のではなく、本そのものが空間のデザインになっているんです。あまりのカッコよさに、しばらく見上げて立ち尽くしてしまいました。

[📷 写真:壁一面の巨大本棚(本棚劇場)]
[📷 写真:壁一面の巨大本棚(本棚劇場)]

で、ここで職業病といいますか、経営者目線がムクムクと(笑)。

うちの会社の本棚も、いつかこんなふうにカッコよくしたいなあ」と本気で思ってしまいました。本の置き方、見せ方ひとつで、空間の“格”がここまで変わるのか、と。会社という場所も、そこにいる人がワクワクできる空間にしていきたい。そんなヒントをもらった気がします。


オタクの聖地、降臨。──マンガ・ラノベの大空間

さらに奥には、マンガやライトノベルがずらりと揃ったエリアも。

こちらはもう、“オタクの聖地”とでも言うべき迫力でした(笑)。膨大な数のラノベやマンガが壁面を埋め尽くす光景は、好きな人にはたまらないはず。文化を「まぜまぜ」して楽しむ、というこのミュージアムのコンセプトが、ここにも色濃く出ていました。

[📷 写真:マンガ・ラノベ図書館エリア]
[📷 写真:マンガ・ラノベ図書館エリア]

〆はリムジンバスで、羽田へ

たっぷり満喫したあとは、帰路へ。

ミュージアムからリムジンバスで一気に羽田空港まで。バスに揺られながら、頭の中ではまだ銀河鉄道が走り続けているような、そんな余韻に浸る時間でした。


遠かったけれど、それを補って余りある、実に充実した時間でした。仕事のついでにこういう寄り道ができるのも、出張の楽しみのひとつ。心の栄養をしっかり補給してきました。

『銀河鉄道999』の特別展は2026年10月26日まで開催中とのこと。少し遠いですが、その距離を差し引いてもおすすめできる、最高の銀河の旅でした。あなたも、999号に乗りに行ってみてはいかがでしょうか。

それではまた。

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