17時退社が当たり前!子育て応援企業の働きやすさとは?
今回の社長コラムでは岡山県子育て応援宣言企業『アドバンス企業』を取得したことについての記事になります。
岡山県『アドバンス企業』認定の意義とは?

2024年9月、当社は岡山県子育て応援宣言企業の上位認定である「アドバンス企業」に認定されました。この認定は、子育て中の従業員をサポートする企業として、地域社会からの信頼を得る重要なステップです。当社は創業以来、地域密着型のビジネスを展開してきましたが、今回の認定を機に、社員一人ひとりの働きやすさと生活の充実をさらに向上させるための取り組みを進めています。
「アドバンス企業」とは、単なる応援宣言にとどまらず、実際に子育て支援策を実行し、成果を上げている企業に与えられる称号です。当社では、働く親を支援する具体的な制度や柔軟な働き方の導入が評価され、認定を受けるに至りました。これにより、子育て世代の方々にとって魅力的な職場であることを、さらに広く発信していきます。
短時間正社員制度と残業ゼロ宣言で働きやすさを実現
当社が特に力を入れているのが「短時間正社員制度」と「残業ゼロ宣言」です。短時間正社員制度では、通常の8時間勤務ではなく、6時間勤務を基本とし、仕事と子育ての両立を目指す社員に非常に有効な環境を提供しています。子どもの送り迎えや家庭での時間を大切にしたいという社員の声を反映し、この制度を導入しました。
さらに、当社では「17時以降の残業を基本的に認めない」という方針を採用しています。この「残業ゼロ宣言」により、社員は定時の17時を過ぎると全員退社し、家族やプライベートな時間を十分に確保できます。これらの取り組みにより、社員は働く意欲を保ちながらも、子育てや家庭生活を充実させることが可能になりました。
育休と復帰を支える多能工化とジョブローテーション
福利厚生面では、子ども手当の支給や育児休暇の取得促進に加え、育休からのスムーズな復帰をサポートする体制を整えています。当社では、復帰後の業務内容を個別に調整するだけでなく、多能工化を進めることで、誰でも同じように業務をこなせる体制を整えています。ジョブローテーションを通じて社員全員が幅広い業務を経験し、仕事の属人化を防ぐ仕組みを採用しています。
これにより、育児休暇や急な休暇が発生した場合でも、業務の停滞を最小限に抑えることが可能になりました。さらに、育児中の社員同士が情報交換できるコミュニティも社内で設立し、働きやすさをさらに向上させています。
また、子どもがいる社員だけでなく、全社員が子育て世代を理解し、協力し合う社内文化の醸成にも努めています。定期的な勉強会や社内イベントを通じて、共感とサポートの輪を広げています。このような文化の育成が、会社全体の連帯感を高め、働きやすい職場環境の実現に繋がっています。
働きやすい職場文化と福利厚生の充実
当社では、子育て支援を基盤にした持続可能な働き方の実現を目指しています。短時間正社員制度や残業ゼロ宣言、多能工化の推進を通じて、社員一人ひとりが安心して働ける環境を整えています。

これらの取り組みは、個々の社員の働きやすさだけでなく、企業全体の生産性向上にも繋がっています。急な休暇やライフイベントに柔軟に対応できる組織体制を構築することで、仕事と家庭の両立を支援し、全社員が働きやすい環境を実現しています。
未来の企業経営に向けた持続可能な取り組み
今回の「アドバンス企業」認定を契機に、当社はさらなる子育て支援の充実を目指します。子育て世代の社員が安心して働ける環境を整えることで、彼らのキャリア形成と家庭生活の両立を支援していきます。

私たちは、未来を担う子どもたちを育てる親を全力で応援することで、地域全体の発展に寄与する企業であり続けたいと考えています。この取り組みが、当社の理念である「人を大切にする企業文化」の体現であり、新たな挑戦のスタート地点です。今後も引き続き、地域社会や社員との信頼関係を深めながら、持続可能な企業経営を実現していきます。