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30年ゴルフをしない理由——私の信念と仕事観

月曜日恒例の社長ブログです。
今日は、これまで何度となく聞かれてきた質問について、あらためて自分の言葉で書いてみようと思います。

それは、
「なぜ私はゴルフをしないのか」
という問いです。

経営者という立場にいると、この質問は想像以上によく聞かれます。
雑談の中で、冗談半分のこともあれば、真顔で理由を聞かれることもあります。

今日は、その答えを
「ゴルフ」というテーマを入口にしながら、
私自身の 仕事観・人生観・楽しみ方 について、少し長く書いてみます。


目次

ゴルフをしない経営者は珍しいのか

正直なところ、
「経営者=ゴルフをするもの」
というイメージは、今も根強く残っているように感じます。

もちろん、ゴルフそのものが悪いわけではありません。
ゴルフを通じて人間関係を深め、仕事につなげている方もたくさんいます。

実際、私の周りにも
「ゴルフがなかったら、今の仕事は成り立っていない」
という方は少なくありません。

それでも私は、
30年以上、ゴルフをしていません。

「なぜ?」
その理由は一つではありません。


25歳の頃に下した、ひとつの決断

私がゴルフをやめようと決めたのは、25歳前後だったと思います。

当時、まったくゴルフができなかったわけではありません。
スコアも、いわゆるアベレージゴルファーとしては十分なレベルでした。

それでも、ある時ふと、
「この先、ゴルフを続ける意味は何だろう」
と考えた瞬間がありました。

理由は単純で、
ゴルフが“仕事の延長線”に置かれ始めている
と感じたからです。

  • 仕事の付き合いだから
  • 断りづらいから
  • 行っておいた方が無難だから

そんな理由で予定が埋まっていく感覚に、
私はどうしても違和感を覚えました。


「仕事のために楽しむ」という矛盾

ここで少し、私の価値観の話をします。

私は昔から、
「楽しむことに理由をつけたくない」
という思いを持っています。

楽しいからやる。
好きだから続ける。
夢中になれるから時間もお金も使う。

そこに
「仕事のため」
という言葉が入り込んだ瞬間、
楽しさの質が変わってしまう。

これは、私にとってはとても大きな違いでした。


モータースポーツに全てを注いでいた時代

当時の私は、モータースポーツに本気で取り組んでいました。

国内ラリーという競技に参加し、
スポンサーがついたこともあります。

正直に言えば、
給料のほとんどを、車と競技に注ぎ込んでいました。

今思えば、無茶だったと思います。
金銭的な余裕は、まったくありませんでした。

それでも、後悔はありません。

なぜなら、
自分が本気で向き合いたいものに、全力を注いでいた
という実感が、今もはっきり残っているからです。


中途半端な情熱を、持ちたくなかった

もしあの時、
「ゴルフもそこそこ、モータースポーツもそこそこ」
という選択をしていたら、
私はきっと後悔していたと思います。

時間もお金も、情熱も有限です。

だからこそ、
どこに注ぐかを、自分で決める
必要がある。

私にとって、その答えが
「モータースポーツ」だった。

ゴルフを選ばなかったのは、
逃げでも否定でもなく、
単なる 選択 でした。


ゴルフという競技が、どうしても合わなかった理由

もう一つ、正直な話をします。

ゴルフという競技そのものが、
私の性格には、あまり合いませんでした。

私は、どちらかというと
「フルパワーで振り切りたい」タイプです。

筋力もあり、
腕力だけでも、ある程度は飛ばせてしまう。

ところがゴルフは、言い方は変ですが、
力を抑え、再現性を高め、
安定を積み重ねていく競技です。


「抑える自分」が、好きになれなかった

抑え気味に打てば、スコアは安定する。
それは、頭では理解していました。

でも、心がついてこなかった。

  • 思いきり振りたい
  • 全力を出したい
  • 限界を試したい

そういう感情を、
「コントロールすること」が求められる。

その感覚が、
どうしても好きになれなかったのです。

競技としての奥深さは認めています。
だからこそ、
「合わない」と判断しました。

とは言え、モータースポーツだって抑える必要もあるのですけどね。

でもゴルフと違ってヒリヒリする感覚がたまらないのです。

一歩間違うとマジで死ぬ。その感覚の上で命をかけて走る感覚はゴルフでは決して味わえなかった。


仕事とプライベートは、分けたいわけではない

ここで、よく誤解される点を整理しておきます。

私は
「仕事とプライベートはきっちり分けるべき」
という考え方をしているわけではありません。

むしろ、逆です。

仕事も人生の一部。
仕事の時間も、人生の時間。

だからこそ、
仕事そのものを楽しみたい。


曖昧にしておきたい、という選択

最近は、
「仕事とプライベートを分ける」
という考え方をよく聞きます。

それ自体を否定するつもりはありません。
人それぞれ、正解は違います。

ただ、私は
あえて曖昧にしておきたい
と思っています。

仕事だから苦しい。
仕事だから我慢する。

そう考え始めた瞬間に、
仕事は重たくなってしまう。


ゴルフに「仕事」が混じる瞬間

ゴルフが完全にプライベートで、
純粋に友人と楽しむものなら、
話は違ったかもしれません。

しかし現実には、
どこかで必ず
「仕事」という要素が入り込む。

  • 取引先とのラウンド
  • 関係性を壊さないため
  • 断りづらい空気

その瞬間、
私は楽しめなくなる。

だから、やらない。
それだけです。


社員にも伝えている、同じスタンス

この考え方は、社内でも同じです。

「ゴルフに行かないといけない」
「付き合いだから仕方ない」

もしそう思っているなら、
行かなくていい。

私は、そう伝えています。


仕事は、やらされるものではない

仕事は、
「仕方なくやるもの」ではない。

少なくとも、
私はそうありたいと思っています。

楽しくない付き合いを増やすことで、
仕事そのものが嫌いになるなら、
それは本末転倒です。


30年経っても、考えは変わらなかった

ゴルフをしないと決めてから、
気がつけば30年以上が経ちました。

途中で考えが変わることもありませんでした。

それは、
自分に嘘をついていなかったから
だと思います。


正解は、人それぞれでいい

最後に、誤解のないように書いておきます。

これは
「ゴルフをしない方が正しい」
という話ではありません。

ゴルフを通じて、
素晴らしい人間関係を築いている方も、
たくさんいらっしゃいます。

ただ、私は
自分が納得できる選択を、30年間続けてきただけ
です。


自分の価値観で、仕事と人生を選ぶ

仕事も、人生も、
他人の基準で決める必要はありません。

自分が
「楽しい」
「納得できる」
「続けたい」
そう思えるかどうか。

私はこれからも、
その基準で選び続けたいと思います。


月曜日恒例の社長ブログ、
今日は少し長くなりました。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

また来週、月曜日に。

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