仕事と人生を考える新たな視点「ワークインザライフ」

月曜日恒例の社長ブログです。

仕事と私生活。この2つは、かつては全く別物として扱われてきました。しかし、人生を長い目で見たとき、果たしてそれが本当に正しいのでしょうか。
今回のブログでは、「ワークライフバランス」ではなく、「ワークインザライフ」という新しい考え方についてお話しします。この考え方は、仕事を人生の一部として捉えることで、より豊かな人生を送るためのヒントを提供してくれるものです。


ワークインザライフとは?仕事を人生の一部として捉える考え方

「ワークインザライフ(Work in the Life)」とは、仕事を単なる労働や生計の手段と考えるのではなく、人生そのものの一部として捉える考え方です。
従来の「ワークライフバランス」が仕事とプライベートを完全に切り分けてそれぞれの調和を図ろうとするのに対し、ワークインザライフでは、仕事とプライベートを切り離さず、自然に融合させることを目指します。

例えば、仕事の中で得たスキルや人間関係が私生活にも良い影響を与えたり、逆に私生活の経験や楽しみが仕事に活かされる、そんな双方向の関係が理想とされます。
この考え方は、単に仕事を「やらされるもの」ではなく、「自分らしく楽しむもの」として捉えることができる点にあります。

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仕事とプライベートを分けすぎることの弊害とは?

仕事とプライベートを完全に分けて考えることは、一見理想的なように思えます。しかし、実際には以下のような弊害も考えられます。

1. ストレスの蓄積

仕事でのストレスや不満を「プライベートで癒やせばいい」と割り切ると、その場しのぎの解消にとどまり、根本的な問題解決にはつながりません。逆に、仕事そのものを楽しむ視点を持てば、ストレスを軽減し、前向きな気持ちで業務に取り組むことができます。

2. 成長の機会を逃す

仕事とプライベートを厳密に切り分けると、仕事で得られたスキルや知識が私生活に活かされる機会を逃してしまうことがあります。人生全体を豊かにするためには、双方をうまく統合する視点が重要です。

3. 時間管理の非効率

仕事と私生活を厳密に分けることで、時間的な制約が増え、自由度が低下する可能性があります。仕事も私生活も柔軟に調整しながら進める方が、長期的には効率的です。

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仕事も人生の楽しみの一部に:ワークインザライフのメリット

ワークインザライフの考え方を取り入れることで、以下のようなメリットが期待できます。

1. 自己実現の場としての仕事

仕事は、自己成長や目標達成のための貴重な機会です。単なる業務ではなく、自分の価値観やライフビジョンと結びつけることで、やりがいを感じやすくなります。

2. 人間関係の広がり

仕事を通じて築かれる人間関係は、私生活においてもかけがえのない財産となります。仕事とプライベートの垣根を低くすることで、豊かな人間関係を構築できます。

3. 人生全体の充実感

仕事が楽しいと感じられる環境では、人生全体に対する満足度も高まります。これにより、仕事と私生活が相乗効果を生み出し、日々の生活が充実します。

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ワークインザライフを実現するためのポイント

ワークインザライフの実現には、次のような工夫が役立ちます。

1. 仕事と人生の目的を見つめ直す

自分が仕事を通じて何を達成したいのか、どのような人生を送りたいのかを改めて考えてみることが大切です。目的意識を持つことで、仕事に対する向き合い方が変わります。

2. 柔軟な働き方を意識する

仕事と私生活の両方を調和させるためには、リモートワークやフレックスタイムなどの柔軟な働き方を取り入れることが効果的です。

3. 周囲とのコミュニケーションを大切にする

職場や家庭でのコミュニケーションを通じて、自分の考えや価値観を共有し、理解を深めることが欠かせません。


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まとめ:仕事を人生の一部として楽しむ新しい働き方へ

仕事とプライベートを切り離すのではなく、「人生の中に自然に仕事を組み込む」という視点が、これからの働き方には求められます。
仕事も私生活も、お互いに影響し合い、豊かさを生み出す存在です。
これからの時代にふさわしい「ワークインザライフ」という考え方を通じて、私自身も人生がより実り多いものになることを願っていきます。

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