月曜日恒例の社長ブログです。
今日は「ハンディキャップのある方たちとの共存」についてのお話です。
私たちの会社では、ここ数年「Design Goals」というプロジェクトに参加してきました。
これは、障がいのあるクリエーターと、デザインを学ぶ学生、そして企業が協力して一つの作品を生み出す取り組みです。
私たちは「産学連携プラン」という形で参加し、専門学校の学生さんと一緒に進めました。
多様な人が協力し、理解を深めながら社会の中で共に生きる――そんな“共生”を実践する場でもあります。
今年度は一旦お休みしていますが、また次年度にお願いしたいと考えています。

硬いねじと、柔らかいデザイン
一昨年度は、弊社の新規事業「チームビルディング研修キット」のパッケージアートを制作してもらいました。

ねじという“硬い”商材を扱う私たちが、“人と人をつなぐ柔らかいデザイン”を求めたのがきっかけです。
デザイナーさんとは直接のやりとりが難しい場面もありましたが、学生さんたちが丁寧に橋渡しをしてくれました。
お互いの力を合わせて完成したデザインは、まさに「つながり」そのものを表現した素晴らしい作品になりました。

学生が描いた「働きたい会社」
昨年度は、リクルートページや採用動画、リーフレットの制作をお願いしました。
中小企業にとって採用活動は年々難しくなっています。
そこで、逆転の発想で“就活する学生自身に、働きたいと思える会社を描いてもらう”ことにしました。
デザイナーさんによる社員のイラストはシュールで可愛らしく、見る人の心を和ませてくれます。
学生たちの視点を通して、自社を見つめ直すきっかけにもなりました。
「誰かに伝える」ではなく、「誰かと一緒に作る」。その過程こそが、私たちにとって大切な学びでした。
BARでの偶然から、社会とのつながりへ
最近では、B型支援事業所の方々にも軽作業をお願いしています。
きっかけは、たまたまBARで隣に座っていた方との出会いでした。
「何かお仕事ありませんか?」という会話から始まったご縁です。

お願いしているのは、ボルトとナットの組み込み作業。
私たちにとっても助かる仕事であり、同時に社会に貢献できる大切な活動です。
偶然の出会いから生まれたつながりを、これからも大切にしていきたいと思います。


