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学ぶとは、“わかる”を積み重ねること ~ドラッカー塾・財務会計編を受講して

月曜日恒例の社長ブログです。
先週のことですが、ドラッカー塾の特別講習「財務会計編」を受講してきました。

目次

■ 学びの重みを感じた瞬間

「学ぶ」という言葉は、学生時代よりも、社会に出てからの方が重く響く。
知識を得ることよりも、知らなかったことに気づくことの方がずっと難しい。
先週、ドラッカー塾の特別講習「財務会計編」を受講しながら、あらためてそう感じた。

■ “わかったつもり”を壊す学び

テーマは「財務3表」。
経営者として毎年決算書に向き合ってきたが、正直に言えば、
「なんとなく理解しているつもり」で済ませていた部分が多かった。
PL(損益計算書)やBS(貸借対照表)は見慣れているが、
CS(キャッシュフロー計算書)は苦手意識が強く、
“中小企業は作らなくてもいいから”と自分に言い訳をしてきた。
しかし、講義の中で「PLとBSだけでは“お金の流れ”の全体像は見えない」と言われたとき、
頭を軽く殴られたような気がした。

■ 数字の裏にある“呼吸”を感じて

たとえば、利益が出ているのに資金繰りが苦しい。
あるいは、赤字なのに現金が増えている。
これらの矛盾を解く鍵が、まさにキャッシュフローの視点だ。
数字の羅列だと思っていたCSが、実は会社の“呼吸のリズム”を示していることに気づいた。
それは、いわば会社という生命体がどう息をしているのかを読み取る装置のようなものだ。

■ “静止画”と“動画”として見えた会社の姿

今回、自分なりに3つの表を見比べていて感じたのは、
BSやPLが「静止画」だとすれば、CSは「動画」に近いということだった。
BSとPLはある時点や期間の結果を切り取った“写真”のようなものだが、
CSはその裏でお金がどう動き、どう流れていったのかという“流れ”を映している。
つまり、PLやBSが「会社の姿」を見せるのに対し、CSは「会社の動き」を教えてくれる。
この3つを並べて見たとき、会社の1年間がひとつの“物語”として浮かび上がった。
数字の向こうに、経営の選択や社員の努力が見えてくる――
それは、自分の中で初めて会計が“生きたもの”に感じられた瞬間だった。

■ “知っている”を疑うことが学びの始まり

学びというのは、新しい知識を詰め込むことではない。
むしろ、自分の中にある「わかったつもり」を壊していく作業だと思う。
「そんなこと知ってる」と思った瞬間に、学びは止まる。
一度身につけた知識や経験を疑い、もう一段深く掘り下げていく。
それが、本当の意味での“学び続ける姿勢”なのだろう。

■ 数字は経営の“意志”を語る

今回、財務3表のつながりを理解したことで、
数字が「結果」ではなく「経営の意思」の表れだと感じた。
投資をする、借入をする、人を採用する――
そのすべてが、CSの中に形となって現れる。
会社の未来への選択が、数字として物語を語っている。
そして、その物語を正しく読み解けなければ、
経営者としての判断も曇ってしまうのだと痛感した。

■ 学びに終わりはない

学びには段階がある。
「知る」から「わかる」へ、そして「できる」へ。
けれど、そのどれもが一度きりでは終わらない。
わかったつもりになったところから、また次の学びが始まる。
今回の講義で、私はようやく“入口”に立てた気がする。
財務を数字の世界としてではなく、会社の「生き方」として見られるようになったこと。
それこそが、今回の最大の収穫だった。

■ “わかろうとする”その姿勢が成長を生む

学びに終わりはない。
会社も、人も、常に未完成だ。
だからこそ、学び続けることが次の一歩を生む。
わかったことの数ではなく、「わかろうとした回数」が人を成長させるのだと思う。

これからも「わかる」を一つずつ積み重ねながら、
会社の歩みを、そして自分自身の歩みを、少しずつ前に進めていきたい。

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