月曜日恒例の社長ブログです。
今日は、週末に行ってきた仙台出張のお話を。
仕事の話は少し脇に置いて、出張の楽しみでもある“食の記録”をお届けします。
移動の年、そして仙台へ
自分の中で、今年は「移動を増やす」というテーマを掲げている。
会う人、見る景色、食べるものを変えることで、刺激と発見が生まれる。
ちょうど業界団体の会合も全国ローテーションで始まり、今回は仙台が開催地。
ねじの話をしても堅くなるだけなので、今回は食で仙台を味わうことにした。
旅の始まりは「閣」の牛タン
金曜日は移動のみ。
仙台といえば、やはり牛タン。
老舗「閣」で出迎えられた一皿は、分厚く、それでいて驚くほど柔らかい。
噛むたびに旨味が広がり、炊きたての麦飯とテールスープがその余韻を支える。
旅のスタートにふさわしい、幸せな定番の味だった。

夜は「銀兵衛」で地元の恵みを堪能

夜は和の名店「銀兵衛」で会食。
カウンター越しに漂う出汁の香り。
刺身も土瓶蒸しも、素材の持ち味を最大限に引き出している。
特に秋の土瓶蒸しは、松茸と海老の香りが絶妙で、季節の豊かさを感じた。
仕事を忘れて味わう時間、これもまた出張の醍醐味だと思う。

二次会は「47ag」でラフロイグを一杯
二次会は銀兵衛の姉妹店「47ag」。
店名の「47」は“銀”の元素番号、「Ag」はその元素記号。
なるほど、名前からして銀兵衛との縁を感じる。

ワインとウイスキー、そしてコーヒーが静かに並ぶ大人の空間。
つい誘惑に負けて、久しぶりにラフロイグを一杯。
スモーキーな香りが心地よく、ナチュラルワインの余韻にもよく合った。
最後のエチオピア産コーヒーは、紅茶のような透明感があり、夜の締めに最適だった。
翌日の「福わらひ」と「葡萄酒小屋」

翌日のランチは「赤身専門 福わらひ」。
細い路地の奥にある隠れ家で、扉を開けると炭火の香りが迎えてくれる。
七輪でじっくり焼く赤身肉は、脂に頼らず旨味で勝負。

箸袋には「肉を焦がすな、ハートを焦がせ」と書かれており、店の想いが伝わる。
そして夜は「葡萄酒小屋」へ。
木のカウンターに並ぶドライフルーツと自家製ピクルス。

料理はシンプルながらも素材の味が生きていて、なかでもポトフが秀逸だった。

じっくり煮込まれた肉と野菜が、まるで“やさしさ”そのものの味。
静かな夜、ワインを片手に旅の終わりをゆっくり噛みしめた。
おわりに
移動が増えると、食の時間も増える。
けれどそれは、ただの食事ではなく“出会い”の時間。
人、土地、文化――それらが皿の上に集まる。
仙台への出張は、そんな豊かさをあらためて感じる旅だった。
次はどの街で、どんな味と出会えるだろう。
移動の先に、また新しい景色が待っている。

