東日本大震災を忘れぬために、伝え続ける必要がある事を再認識した出張記録
月曜日恒例の社長ブログです。
今日は先週末に東北を巡ってきたので記事にしたいと思います。
吉備継成会の東北支援事業で訪問
私の所属する吉備継成会では震災以降ずっと東北の支援を続けてきています。
例年会長が行くのですが、私自身数年前に会長として訪問していたのですが、その後を見守る必要があるよねと言うことで有志数名で訪問しました。
南三陸さんさん商店街を視察
まずは南三陸に行きました。
チリのイースター島からモアイ像が送られてきていました。
かいせんどころ梁でランチ「マグロ4色丼」はマジウマ
ちょうどお昼だったのでさんさん商店街でランチにしました。
こちらの商店街では『キラキラウニ丼』が超有名なのですが、うに苦手なので私はマグロ丼w
これマジで美味くて最高でした!ぜひ皆さんも行って食べてみてください。
おみせはこちら「かいせんどころ梁」
南三陸の記憶で防災対策庁舎の写真を見る
さんさん商店街では『南三陸の記憶』という常設写真展示館があります。そちらを見学しました。
防災庁舎の写真が衝撃的すぎて言葉になりませんでした。
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館
気仙沼向洋高校旧校舎を遺構として残したものがこちらになります。
津波で被害を受けた高校の建物をそのまま残しています。
廊下の一部をきれいにして通れるようにしてあり、そこをめぐる様になっています。
最後にはシアターもあり、震災の情報やそこからの復興の様子を見ることが出来ます。
津波の衝撃の凄さがまざまざとわかります。
ひさし日本大震災メモリアル 南浜つなぐ館
2日目は震災で最も被害の大きかったと言われる石巻に行きました。
震災直後に作られてそれから復興に合わせて移転を繰り返しながらもずっと見守っている看板。
皆さんも写真などで見たこと有るのではないでしょうか?
この横で地元の方が『南浜つなぐ館』と言うのを開いています。
見学をしたのですが、どうやらたまたま訪問予約があり、開いていたようです。こちらに伺うには事前に確認をしてみてください。
壁に「津波避難三原則」と言うのが掲示されていました。
1.想定にとらわれるな
→ 自然現象としてあらゆる事態が起こる
2.最善を尽くせ
→ その状況下でできうる限りの行動をとる
3.率先避難者たれ
→ 集団心理が働き多くの人を救う
NPO法人移動支援Reraさんへ
一番の目的地であるNPO法人移動支援Reraさんを訪問しました。
詳細はHPを見ていただければわかるのですが、移動困難者への支援を中心とした活動をされている団体です。
吉備継成会では震災以降ずっとこちらの団体を支援続けています。
復興の中で移動の重要性が度々クローズアップされています。どこかに行けるって本当に大事なことなんですよ。
女川地域医療センター下の慰霊碑
女川では高台にある地域医療センターに避難した方たちが助かることが出来ました。写真を見ると結構高い場所にあることがわかると思います。
この建物の1階天井付近まで津波は来たのです。
この街でも多くの人が亡くなっています。
七十七銀行女川支店で亡くなられた方の鎮魂費があるのでお参りしてきました。
『命を守るには高台へ行かねばならぬ』
この言葉はとても重いです。
最後は自分の判断になるかもしれない、そんな時にこのときの教訓を忘れないでいたいと思います。
大川小学校跡
大川小学校跡地を訪れると新しい像が立っていました。
『Angel of Hope』
多くの子供達の夢と希望を伝えてほしいと願いました。
地元の方たちに会うことが出来ました。
小さな冊子を頂いたので写真を載せておきます。
ここに町があり、生活が有ったということを考えると本当に辛いです。
伝え続ける必要がある
これからもずっと支援を続けて行ければと思います。
遠すぎて分かりづらい部分も多数あります。
同じ継成会の中でも様々な意見がありますが、見てきた人間として伝え続けていきたいと思います。
2日目も海鮮を女川のハマテラスで頂きました。
美味い海鮮を食べに行く。それで良いのだと思います。
皆さんも是非美味いものを食べに行ってみてください♪