「クール・ランニング」 ボルト・ナット緩みに注意!

こんにちは。

ねじ屋。宇川です。

冬季オリンピックも終わり日本選手団も過去最多のメダル獲得と素晴らしい結果と感動でしたね。

オリンピックが始まるまでは全く知りませんでしたが、今回ボブスレーに24年ぶりにジャマイカチームが出場されていました。

「氷上のF1」ボブスレー

流線型の独特な形状をした鋼鉄製シャーシにFRP製カバーをつけたもので、全長約1400m前後の氷の壁を130kmー140kmで疾走する競技です。

2月11日金曜ロードショー「クール・ランニング」1988年のカルガリーオリンピックで冬季五輪に初めて出場した常夏の国ジャマイカのボブスレー選手団の実話に基づく話でした。

子どもの頃に何度か観た記憶ありましたが、大人になってから初めて見たかもしれません。

事前点検の必要性。

クール・ランニングの最後のシーンで、ナットの緩みからランナーと呼ばれる刃の操作が効かなくなりそりが横転し、そのままゴール付近まで引きずられるがメンバー全員でソリ担いでゴールする有名なシーンですが、改めてねじ屋。目線でみると、六角ナットではなく2種低形溝付きナットが緩みから横転したのかと思いました。

通常、溝付きナットはボルトの頭部分に穴を開け、金属のピンや針金を通しナットの溝部分にもピンや針金をかけ回しピンが固定される事でゆるみ止め効果を発揮しますが、今回のナットが緩むシーンではピン・針金らしい物は確認できませんでした。

ピンは競技中に折れたのかもしれませんが、緩まなければ大記録が出ていたかもしれませんね。

ねじは「産業の塩」と言われるようにあらゆる場所に使われています。

今回のクール・ランニングのワンシーンやピンチの場面では「ねじ」類がフォーカスになっているのではないでしょうか。

以上、ねじ屋。宇川でした

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