エアライン修行のお話から旅のお話へ

月曜日恒例の社長ブログです。

今日は近年大流行のエアライン修行についてのお話。

そもそもエアライン修行ってなに?

最近お気に入りのChatGPTに聞いてみました。
「エアライン修行」は、航空業界の愛好家や航空ファンの間で行われる特定の目的や経験を持つための活動です。修行を行う人々は、航空会社や航空機に関する知識や経験を積み重ねるために、様々な航空便に乗ることを通じて航空業界に触れることを目指します。一般的なエアライン修行の目的や活動には以下のようなものが含まれます
だそうです。

テレビで芸能人が修行する番組があったり、みたことある人も多いのではないでしょうか?
これら修行をする人たちのことを「修行僧」と呼んだりします。

一般的には航空会社のステータスをアップするために飛行機に乗ることを指します。国内で言うならJALやANAのステータスをダイヤモンドにするために行うって感じです。通常これらのステータスは獲得した時から翌年末まで有効となります。そのため、毎年修行を行う猛者もいます。

なぜこれが人気なのかというと、JALもANAも一定のレベル以上のステータスをゲットするとその時にだけ入会できるステータスを恒久的に利用できる会員制度があり、その入会を目指して多くの人が修行をしています。

これらのステータスを得ると空港で優先搭乗ができたり、ラウンジが利用できたり、荷物が早く出てきたり、運が良ければ席がアップグレードされたりなどのサービスが受けられるようになります。

ところが、近年これらのサービスに修行するひとが多く集まったせいなのか、コロナで経営が苦しいのか、理由はわかりませんが、大きな変化が現れてきています。

ANAの変化

数年前からANAのステータス制度に変化が現れました。

これまではフライトを多くした人にステータスの付与が行われていました。ここにメスが入り、フライトは少し少なめでも、ANAクレジットカードの利用額が一定以上あり、さらにANAのいろいろなサービスの利用がある人にステータスの付与が行われるように変化しました。

全体的なANAのサービスへの囲い込みであり、多くのお金を落とす人を優先するという世界的な流れにマッチしたものへの変化です。

JALの変化

JALは24年度から変化をします。

JALはこれまでのステータスシステムは維持しながら、ライフステータスプログラムとして生まれ変わります。

JGC

ここで修行僧界隈で大騒ぎになっているのが、これまでは一定ステータスでJALグローバルクラブ(JGC)へ入会できていたのが出来なくなることです。

これまでとは違い、生涯でポイントを積み立ててそのポイント合計でステータスを付与するように変わります。

恒久的な上級会員であるJGCへの入会が単純に1年でクリアするには遠い状態になり、来年以降修行が難しいと言われています。

ANAはさらに追従するのか?

ここで問題なのは先にプログラムをいじってきたANAの対応です。

生涯プログラムは元からあったのですが、JALと違いこちら側だけにスーパーフライヤーズカード(SFC)(ANAの恒久的なステータス)をゲットできる仕組みではないのです。

SFC

しかし、SFC会員が異常に増えてラウンジが混み合い、クレームも増えているようなのでこの先ステータスを取得しづらくして、本来の上得意様向けのサービスにしていくために制度の変更もありうるなと思います。

旅は人生を豊かにする

私は旅が好きです。

旅は人生を豊かにすると考えています。世界中のいろいろな場所でいろいろな人とふれあい、いろいろなものを観て、肌で感じて、これらの経験は自分自身の成長にすごく影響を与えています。

俺自身が元々飛行機が好きだったことから10年以上前に修行をしました。そこからステータスの恩恵を得てきました。たまたま知った飛行機のステータスを大好きな飛行機に乗ることで得ることができ、また、その費用をいかに抑えるかを研究するのがゲームみたいで楽しいって始めたわけです。

でもおかげで、修行の最初は王道の羽田那覇往復でしたが、二十数回も往復するのはキツイと感じて、途中で海外へのフライトを利用することに変更しました。この時、初めて一人でシンガポール経由スイスを0泊3日で旅しました。

これが今の旅好きに繋がっています。一人でふらっと数時間だけの滞在でも楽しいのです。

いまでは乗り継ぎフライト大好きで、その乗り継ぎ時間が少しでもあればその空港周辺を探索したりしています。

来年は既にいくつかの旅が予定しているのでワクワクしています!皆さんもぜひ一人旅に挑戦してください!

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